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「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
子どもたちの元気いっぱいな声が校舎中に響きわたり、育英サタデースクール・マンハッタン校(牧野佳代子ディレクター)で4日、第3学期が始まった。
午後の中学部では、全学年が一堂に会し「百人一首大会」を開催。同大会は、生徒が楽しみながら古典文学に親しみ、日本の伝統文化を学ぶことを目的に毎年開催している。「源平合戦」の形式で進行し、3年生が司会やルールを説明。生徒は1〜3年生までの混合グループに分かれ、源氏と平氏の2組で競い合った。読み手の声に耳をすませながら、1枚でも多く取ろうと真剣な表情で札を見つめる姿が印象的でだった。手を素早く伸ばして札を取り合う場面では、教室全体が緊張感に包まれ、札が取られるたびに歓声が上がり、チームで喜び合う姿も見られた。大会を通じて生徒は学年を超えた交流を深め、国語の授業で学んだ古典の知識を生かせたようだ。
幼児部では「お正月の集い」を開催。日本の正月は、幸福をもたらす年神様(としがみさま)を家族全員で迎え、新しい年の始まりを祝うもので、しめ縄、門松、鏡餅などを飾ったり、おせち料理を食べたりして過ごす。子どもたちは正月についての説明を聞いた後、「お雑煮を食べた」「鏡餅を飾った」など、それぞれの家庭での出来事を報告し合い、正月についての紙芝居で学びを深めた。こまや羽付きなどの正月の遊びを体験し、頭を噛んでもらうと邪気払いや疫病退散のご利益があるという獅子舞に「ガブリ」とされ、今年1年の健康と成長を祈った。
(情報・写真提供:育英サタデースクール・マンハッタン校)

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