RELATED POST
Published by
共同通信
共同通信

デジタルディバイド(情報格差)に苦しむお年寄りを支援しようと、福岡市の大学生有志らが運営する「スマホ相談くらぶ」が好評だ。月に1度のペースでお年寄りにスマートフォンアプリの使い方などを指南。昨秋始めたばかりだが、操作方法を親身に教えてくれる孫世代の助けを求め、毎回予約がほぼ埋まる状態が続いている。
18日午前、福岡女学院大(福岡市南区)の学生や市職員ら10人弱が福岡県春日市庁舎1階のホールに集まった。机を3卓置き、相次いで訪れる高齢者に約30分刻みで対応していた。
お年寄りの質問に答え終わったばかりの同大の久保さくらさん(21)は「自分が当たり前にやっている操作でも、説明しようとすると難しい」と悩ましげ。アプリの消し方などを尋ねていた同市の内野せつ子さん(71)は「教えてくれて助かった」と目を細めた。
持ち込まれる相談は、航空券の予約方法やメール送信の仕方など多岐にわたる。同大の担当者は「対応力がついてきて、学生たちも教え方が上手になってきた。今後も続けていきたい」と話した。
RECOMMENDED
-
「1人暮らし」はつらいよ NYの生活費、全米平均の3倍
-
塩、コーヒー、教科書まで軒並み値上がり トレジョの卵は一人1パックまで
-
NY名物のステーキ、ずばりオススメの店は? セレブ御用達や「フライドポテト食べ放題」も
-
アメリカでいちばん人気の犬の名前は「ルナ」 3年連続でトップ、日本名との違いは?
-
NY初の「バンダイ」体験型施設に潜入!200台を超えるガシャポンに、アメリカ初のゲーム機も
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』Vol.10 ニューヨーカーはなぜ「手ぶら」で歩く?
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
NYの江戸前すし店「すし匠」の魅力は 「すしで息する」中澤さんのこだわり技
-
無料で雑誌「The New Yorker」の世界にどっぷり浸れる、今行くべき展覧会
-
マンハッタンの中心地に「独立系レコード屋」 1号店からわずか3分先にオープン