
航空会社にとって、切っても切り離せないのがオーバーブッキング。あなたは、自ら振り替えを申し出る「ボランティア」を経験したことはあるだろうか。ニューヨーク・タイムズは15日、その際の対処法などについて、紹介している。
早めにチェックインし、時間に余裕を持ってゲートに到着したあなたは何も悪いことをしていない。しかし、オーバーブッキングとなれば、係員はボランティアを募る。人数が足りなければ、航空会社側は乗客に対し一方的に搭乗できないと伝える。人数以上のチケットを販売することは法律上認められているためだ。重量制限や機材メンテナンスの問題で、座席数が少ない小型機と入れ替えることもある。
ボランティアになった人は、現金やバウチャー、ビジネスクラスへのアップグレードなどの補償を得られる。最低補償額が決められているのに対し、上限は無制限なため、ときには運賃を上回る数千ドル相当に上ることもあるという。
専門家によると、航空会社は利用頻度の低い顧客から先に声をかける傾向がある。一方、チェックイン締切時刻に間に合わなかった場合や、小型機に搭乗変更された乗客は、補償が受けられないため要注意だ。専門家は、航空会社のアプリで早々にチェックインすれば、搭乗拒否を避けることができると指摘する。何はともあれ、早めに空港に着くのが無難だ。
編集部のつぶやき
「早めに空港に着くのが肝心」プラス、経験としては「ゲートカウンターの前でずっと困った顔をして立ち続けること」も有効 スタッフに動きがあると、「私にgood newsかしら?」と一歩前に出るなどの演技も必要。これで何度ウェイティングリストからの復活を果たしたことか。友人にもおすすめしたところ、割と成功しているし、演技派であるほど早くボーディングパスをもらえる。お試しあれ
(K.T.)
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