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共同通信
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ダイドードリンコが2024年5月に発売した炭酸飲料「FRISK SPARKLING(フリスク スパークリング)」が好調だ。商品開発を担当するバン・クリストフさんにヒットの秘訣を聞いた。(共同通信=増井杏菜記者)
人気のタブレット菓子とコラボした。「刺激と冷涼感が持続する、これまでにない商品を目指しました」
販売数量は計画比の約2割増で推移。ミントのすっきりとした味わいで、ストレスや疲労感を軽減するとされるアミノ酸の一種GABAを配合した。希望小売価格は250ミリリットル缶で197円。新型コロナ禍での不安や行動制限によるストレスの経験を踏まえ「心と体の疲れのリフレッシュにつながる商品を考えました」
冷涼感のある飲料は既に市場にあるが、それを持続させようと試行錯誤。「ミントが決め手ですが、好き嫌いが分かれるフレーバー。この強弱と甘み、おいしさと刺激の調整に苦心しました」
コラボは試作品の持ち込みから。刺激や冷涼感と親和性には自信があり、フリスク担当者の来日の際、交渉よりも先に試作品をすすめた。「その場で『フリスクのイメージに近い』と驚きの声をもらい、実現しました」
交流サイト(SNS)では“飲むフリスク”として拡散され話題に。顧客から「想像以上にすーすーする」「カフェインゼロなのに目が覚める」といった声が寄せられる。「今後も、このコラボブランドを育成したい」。フランス出身、34歳。

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