ミシュランガイドの2025年版「訪れたい美食都市」で、万博開催を3月に控えた大阪が選出された。「日本の台所」として知られているとした上で、道頓堀のようなネオン街で見られる、たこ焼きやお好み焼きなどの屋台料理を紹介。世界有数の洗練された高級レストランなど、ミシュランの星を獲得した飲食店が80軒以上に上り、新鮮な旬の食材を使った伝統的な日本料理の枠を超えた料理を提供していると絶賛した。
4月13日に開幕する万博が掲げたテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。三つ星店のみならず、カジュアルでお手頃なそば屋まで幅広いレストランが点在する大阪のダイニングシーンは国際的な注目を集めると指摘している。
アメリカからは、テキサス州オースティンとフロリダ州のマイアミがランクインした。バーベキューで有名なオースティンでは、テキサスの伝統と高級レストランが見事に融合しており、全米で最もエキサイティングなグルメスポットの一つだとしている。また、クラフトビールも有名で、多くの醸造所を紹介。マイアミについては、中南米やカリブ海、南部の味が融合していると強調した。
メキシコシティでは、古き伝統と最先端の創造性が融合した料理が注目を浴びている。アジアからは、タイのバンコクやプーケット、中国の福建省、ベトナムのダナンなどが取り上げられた。ヨーロッパでは、ウィーンの他、アムステルダム、バース(イギリス)などが脚光を浴びているとした。
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