「決まり文句は避け、具体的かつ楽しく」。知人からマッチングアプリのプロフィール編集を依頼された女性が、23日付のウォール・ストリート・ジャーナルに「素敵なプロフィールの書き方」とのコラムを寄せた。「プロフを書くのは、足の爪を一枚一枚剥がされるような気分になるかもしれないが、楽しんで書いてほしい」とコツを伝授している。

書いたのは、恋愛、人生、人間関係などを探求する同紙のコラム欄「パーソナルスペース」を担当するケイティ・ロイフェさん。ニューヨーク大学文化報道・批評プログラムのディレクターで、多数の著書がある。人は自意識過剰になると、期待されることや平凡な表現に陥りがちだと指摘。自分をアピールするためには「繊細で優しい人を探している」のような決まり文句ではなく、「バーでハンバーガーを一人で食べることを恐れない人」などとして、自立した男性を求めているように書くことをすすめている。ビーチや旅行、夕日は絶対に避けるべきとしつつ「どうしてもビーチを入れたいなら、 『ヤシの木の下でグレアム・グリーンの小説を読む』など具体的に表現しよう」と語りかける。
また、予測不能やユニークなものを伝える際には、「矛盾」がスパイスになるともアドバイス。本来の自分を好きになってくれる人に出会うためには、完璧で洗練された姿や人を喜ばせるようなプロフではなく、その人の個性や性格が際立つ側面を効果的に表現することが肝要だと指摘している。
編集部のつぶやき
この記事内でコツを伝授しているケイティさんもそうですが、「良い感じのプロフィール」を作りたいのであれば、周りにいる執筆関連の仕事に携わっている人にお願いしてみてもいいかも。このつぶやきを書いている筆者も、これまで何人もの友人のプロフィールを担当させてもらいました(笑)。平凡すぎてもダメ、かといって超人になりすぎてもダメ。自分のおすすめポイントを、どう調理しておいしそうなメニューへと昇華させるのか、ぜひプロフィールに迷っている方はデイリーサンにお問い合わせください。(M.N.)
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