2025.02.05 JAPAN NEWS

埼玉陥没、トラック運転席発見か

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共同通信
県道が陥没しトラックが転落した事故現場=5日午前、埼玉県八潮市(草加八潮消防局提供)

 埼玉県八潮市で県道が陥没しトラックが転落した事故で、県は5日、運転席部分とみられるものが、破損した下水道管の中で見つかったと明らかにした。同日午前、陥没現場から100~200m下流にあるのをドローンで確認したという。運転手の男性(74)は不明のままで、県や地元消防は救助活動を急ぐ。

 県によると、運転席部分とみられるものは、白い金属製で、ひしゃげた形だった。

 重機を穴の中に投入するための2本目のスロープは同日、完成した。穴内部の農業用水路が崩落する恐れがあったため、予定より完成が遅れたという。

 県によると、最初のスロープは1日に完成。その後、穴内部のスロープ前方で水が湧いているのが見つかり、救助活動の継続が難しいと判断。3日以降、別の位置から2本目の整備を進めた。

 陥没事故は1月28日午前に発生。穴は徐々に拡大し、消防の調べでは幅約40m、深さ最大約15mとなった。

ドローンとみられるもので調査を行った作業員ら=5日午後4時39分、埼玉県八潮市

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