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共同通信
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津市の緊急水道管工事を巡る贈収賄事件で、市内の水道業者の組合が2023年9月ごろ、「市の発注が特定業者に偏っているのは不自然」と指摘し、市に改善を求めていたことが13日、関係者への取材で分かった。指摘後、市は一時改善を図ったが結果的に状況は変わらなかったという。
県警は12日、工事委託先選定で有利になるよう便宜を図った見返りに業者から物品を受け取ったとして、収賄容疑で市上下水道管理課の副主幹中村一男容疑者(56)ら2人を再逮捕。贈賄容疑で「新英工業」の代表取締役新居利英容疑者(50)も再逮捕した。
関係者などによると、緊急性のある水道工事は市と契約を結ぶ組合を通し、その日の当番業者に依頼される。2人は組合を通さず、同社に直接発注していたとみられる。
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