ニューヨークの独立系レコードショップ Rough Tradeが、2025年春に新たな店舗をオープンする。場所は1号店からわずか3分先という距離で、アメリカ2号店の誕生に期待が高まっている。

もともとイギリスのロンドンで生まれた Rough Tradeは、その地に根差した独立系アーティストやレーベルをサポートする店として親しまれており、ニューヨークには2013年に上陸。当時はブルックリンのウィリアムズバーグに店舗を構えていたが、2021年を機にマンハッタンへと進出。ショップ内では定期的にライブパフォーマンスやサイン会などが行われ、アーティストと音楽好きがつながる場所として今に至る。

現在はロックフェラーセンター内、6番街に面したロケーションで、地元の人のみならず観光客もアクセスしやすい場所だが、この春さらにもう1店舗が、ロックフェラーセンターの地下(リンクレベル)にオープンすることとなり、既存店舗の「Rough Trade Above」にちなんで「Rough Trade Below」と名付けられた。

約4000平方フィートの広々とした新店舗では、情報に長けた専門家が厳選する新レコード盤を販売する他、店内にステージも併設し、さまざまな年代のアーティストライブも精力的に行っていく予定。ニューヨークの音楽シーンに新たなニュースが舞い込んできた。
文/ナガタミユ
関連記事
レコードバーの次は「ブックバー」? ニューヨーカーがこぞって集うワケを探る
RELATED POST
RECOMMENDED
-
「1人暮らし」はつらいよ NYの生活費、全米平均の3倍
-
NY名物のステーキ、ずばりオススメの店は? セレブ御用達や「フライドポテト食べ放題」も
-
アメリカでいちばん人気の犬の名前は「ルナ」 3年連続でトップ、日本名との違いは?
-
NY初の「バンダイ」体験型施設に潜入!200台を超えるガシャポンに、アメリカ初のゲーム機も
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』Vol.10 ニューヨーカーはなぜ「手ぶら」で歩く?
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
無料で雑誌「The New Yorker」の世界にどっぷり浸れる、今行くべき展覧会
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
不要なものを買わない方法 NYタイムズが「節約術」を紹介
-
ニューヨーカーが使う節約術、マンハッタンの無料巡回バスとは? 停留所は33カ所も