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共同通信
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中国当局を批判したとして2014年に無期懲役判決を受け、服役中とみられるウイグル族経済学者イリハム・トフティさん(55)の長女ジュハルさん(30)が17日までに、東京都内で共同通信のインタビューに応じた。空港で出国を阻まれた父と別れ単身渡米した12年前の状況を詳述。ウイグル族抑圧の現状を「多くの人に知ってほしい」と訴えた。
「われわれにこんな扱いをする国にとどまるな。行け」。13年2月、北京の空港で父に背中を押されたのが最後だった。米国の大学に客員研究員として招かれた父にジュハルさんも同行するはずだったが、父だけ出国を認められなかった。
出国審査直前、父は「自由な国に行ける」と表情を崩していたが、当局者に別室に連れて行かれた。ジュハルさんが「1人では行きたくない」と涙をこぼすと「泣くな。ウイグルの女の子が弱いと思われないように」と諭された。
渡米の約1年後、北京の自宅に警官が押し入り父を拘束。幼い2人の弟の前での出来事だったという。
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