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共同通信
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洗濯1回あたりの使用量が少なくてすみ、容器がコンパクトで場所を取らない濃縮タイプの衣料用液体洗剤が人気だ。洗濯後に布上の菌の増殖を予防して臭いを抑える商品がヒットしたほか、高い洗浄・消臭力と衣類本来の色を保つ機能を両立させた商品も好評だ。定番商品もリニューアルで洗浄機能を高めている。(共同通信=出井隆裕記者)
P&Gジャパン(神戸市)は2024年6月「アリエール MiRAi(ミライ) 漂白剤級の洗浄プラス」を発売した。洗濯後、時間の経過とともに布上で増殖する菌に注目し、それを防いでわずかな臭いも抑える。「洗濯槽のカビのほか、タオルや肌着の黒ずみも防げる」(P&Gジャパン広報)。510グラム入りで実勢価格は344円。
ライオンは2023年秋に発売した「NANOX one PRO(ナノックス ワン プロ)」が好評だ。複数の機能を備えた「特殊ポリマー」を配合して衣類同士の摩擦を防ぎ、色あせを抑制する。洗浄・消臭もそれぞれ新しい成分を採用して従来品より大幅に機能を高めた。640グラム入りで想定価格は710円前後。
花王は2024年4月に「アタック ZERO(ゼロ)」をリニューアル発売した。手や顔を拭く際のタオルの嫌な臭いの原因となる菌が作り出す汚れに着目。それを根本的に洗浄する新しい技術を採用した。片手で簡単に投入できる「ワンハンドプッシュ」は400グラム入りで想定価格が550円。(いずれも価格は変動する場合があります)



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