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共同通信
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シロカ(東京)の「おうちシェフ ブレンダー」はヒーター付きのブレンダーだ。カボチャなどの野菜を入れて、これ一台で栄養に優れた温かいスープが手軽にできる。想定価格は1万7820円(2025年1月時点)。
2024年11月に発売し、予想を上回る勢いで販売が伸びている。開発を担当したシロカの山本雪子(やまもと・ゆきこ)さんにヒットのヒントを聞いた。(共同通信=川村剛史記者)
容器は具材を粉砕する8枚刃付きで、底面にヒーターがある。ざく切りにしたジャガイモなどと水を入れて、メニューからポタージュを選ぶと、30分でなめらかな熱々のスープができあがる。
「ヒーター付きなので、粉砕後に鍋に移して温める手間は不要です。夏は加熱を使わずに冷凍フルーツで冷たいスムージーができます。季節を問わず、一年中使えます」
一台で野菜の栄養を丸ごと取り込み、体を温める食事ができる商品を目指した。使い勝手を重視し、コンパクトな形状にするなど工夫を重ねた。
「使用後、自動で加熱して中をかき混ぜ、汚れを浮かせる洗浄機能もあります。後のお手入れがとても楽になります」
人気の豆乳やヨーグルト、調味料にこうじを使った発酵食品などのメニューも。子育て中ならば、野菜ペーストなどの離乳食ができる。付属の本で、栄養面や旬の食材を意識した67種類のレシピを紹介している。
「忙しい朝でも温かい食事が楽しめる。残った野菜の活用もできます」。山本さんは神奈川県出身、50歳。

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