ニューヨークの政治家たちによる児童書を、13日付のシティ&ステートNYが紹介している。

「If Pets Could Vote…(2023年)」ニューヨーク市のエリック・ユルリッチ元建築局長が娘のために執筆。猫の議員、カメの裁判官、インコの大統領が登場。「もしペットだけに投票権が与えられたら、それは本当に素晴らしいことでしょう(同書から引用)」「Dear Socks, Dear Buddy: Kids’ Letters to the First Pets(1998年)」ヒラリー・クリントン元国務長官著。子どもたちがホワイトハウスで飼われていた猫のソックスと犬のバディに宛てた手紙とペットの写真を収録。同元国務長官は子どもたちがより良い世界を創るために貢献できることについて対話を始めることを目的に「It Takes a Village(2017)」も執筆。「子どもには説明書が付いていない。しかし、大人にも説明書は付いていない(同)」「Bold & Brave (2018)」カースティン・ジルブランド上院議員著。女性の選挙権を主張した10人の女性の短い伝記集。「あなたたちは現代の参政権運動家です(同)」
「The Plot Against the King (2022)」カシュ・パテルFBI長官著。悪役ヒラリー・クイーントンとその使者たちが選挙不正を働き、“高潔な”ドナルド王から王国を再び偉大にするチャンスをだまし取る物語。ハキーム・ジェフリーズ下院少数党院内総務は、アメリカ的価値観に関するスピーチを子ども向けの絵本にした「The ABCs of Democracy (2024)」を出版。「独裁よりもアメリカ的価値観」から始まり、「ゼロサム対立よりも熱心な代表」で終わる。他にニューヨーク州元知事のマリオ・クオモ著「The Blue Spruce (1999)」、ニューヨーク市元市長のエド・コッチ著「Eddie: Harold’s Little Brother (2004)」や「Eddie Shapes Up (2011)」などもある。
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あなたはどれを読んでみたいですか?子どもに読ませたいですか?(A.K.)
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