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共同通信
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【ワシントン共同】ベセント米財務長官は2月28日、ブルームバーグテレビのインタビューに応じ、カナダに対し米国と歩調を合わせて中国に関税を課すことを提案した。メキシコからは対中関税を発動する考えを伝えられたことも明かした。米国はメキシコ、カナダへの25%の関税措置を3月4日に発動する方針で、回避に向けた大詰めの交渉が続いている。
米国によるメキシコとカナダへの関税措置は不法移民と合成麻薬の流入を理由としているが、対中関税が回避に向けた交渉材料になっているとみられる。メキシコとカナダにとって米国は重要な輸出先で発動されれば経済への打撃は避けられず、方針転換を引き出したい考えだ。
ベセント氏は、メキシコによる対中関税発動を「非常に興味深い提案」と評価。「カナダも同様の対応を取れば、良い意思表示になる」と述べた。ブルームバーグ通信によると、メキシコは中国からの自動車や自動車部品に関税を課すことを検討している。
トランプ米大統領は、3月4日に中国への追加関税を20%に引き上げる考えを示している。
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