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共同通信
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北海道・知床半島沖で2022年4月、観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没し乗客乗員計26人が死亡、行方不明となった事故で、乗客家族らが運航会社と社長の桂田精一被告(61)=業務上過失致死罪で起訴=に計約15億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が13日、札幌地裁(小野瀬昭裁判長)で開かれる。
弁護団によると、5家族計8人が、法廷で意見陳述する。
訴状によると、桂田被告は「知床遊覧船」(斜里町)の安全統括管理者と運航管理者を兼務。安全管理規程などを順守するべき極めて高度な注意義務があり、出航中止の条件を上回る風や波が予想されたにもかかわらず出航を決めたのは、豊田徳幸船長=死亡、当時(54)=との共同不法行為に当たるとしている。
沈没の原因は気象が悪化して船体が繰り返し揺られ、かぶった波が船首付近のハッチから船内に入り、機関室などが海水に満たされたことだとされた。
第1管区海上保安本部(小樽)は昨年9月、業務上過失致死容疑などで桂田被告を逮捕。釧路地検が同10月に起訴した。初公判の見通しは立っていない。
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