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共同通信
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第2次大戦後、極東国際軍事裁判(東京裁判)で裁かれたA級戦犯らを収容した巣鴨プリズンの元看守の米国人=15年に87歳で死去=が、死刑になった東条英機元首相らのものとみられる計約40人分の英語や日本語の署名がある旧100円札2枚を持ち帰り、家族が保管していたことが15日、分かった。
1枚は死刑を執行された7人を含め、A級戦犯で有罪判決を受けた計約25人の名が記され、もう1枚は岸信介元首相ら計16人分の名が確認できる。戦犯の署名がある旧100円札はこれまでも見つかっており、識者は「看守と収容者の交流を示す証拠の一つ」としている。
2枚を保管していたのは元看守ドナルド・フェーブルさんの息子で米イリノイ州在住のロバートさん(71)。ロバートさんによると、ドナルドさんは1947年から約1年2カ月、巣鴨プリズンで勤務。A級戦犯を収容する棟で収容者を運動に連れ出す業務などを担ったという。
02年に生前のドナルドさんが当時の様子を語った動画などによると「房の端から始め、東条氏を含めたサインが集まった」という。

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