デンゼル・ワシントンとジェイク・ギレンホールが共演するシェークスピア悲劇「オセロ」のチケットの売れ行きが好調だ。オーケストラ中央の席の多くは921ドルで販売、興行収入記録を更新する勢いだ。ニューヨークタイムズが15日、伝えた。

先週時点の同作品の総収益は280万ドルに達し、ブロードウェイでミュージカル以外の作品が1週間で稼いだ金額としては過去最高を記録。まさに“スターパワー”を見せつけた形となった。「オセロ」は最高価格の席の販売数が非常に多く、平均チケット価格を押し上げているのが特徴。他のショーと同様、変動価格制を採用しているため、最も人気の高い時間帯の最も人気の高い座席は価格が高くなる。先週の最低価格の通常チケットは197ドルだった。一部の座席はオンライン抽選で49ドルで販売されている。
ブロードウェイでは、ジョージ・クルーニーが約40年ぶりに舞台に立つとして話題の「グッドナイト・アンド・グッドラック」の一部公演の最前列のチケットが799ドルで、「グレンギャリー・グレン・ロス」の再演では、724.50ドルのチケットも販売されている。しかし「オセロ」の売り上げは別次元だ。同紙は、2人の著名な俳優と不動の人気演目を組み合わせた魅力に加えて、「消費者がライブエンターテインメントに最高額を支払うことに抵抗を感じなくなる『テイラー・スウィフト効果』も反映している」と分析している。
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