RELATED POST
Published by
共同通信
共同通信

【ロンドン共同】空港に電力を供給する変電所の火災に伴う停電で閉鎖していた英ロンドンのヒースロー空港が22日、運営を全面再開した。ロイター通信が報じた。21日の一部再開後さらに復旧作業を進めていた。ヒースローは国際的なハブ(拠点)空港。日本を含む各国の航空機が欠航や離陸後の引き返しを余儀なくされ、約20万人が影響を受けた。
英メディアによると、警察と消防当局は21日、変電所火災の原因について事件性はないとの見方を示した。ロンドン警視庁はテロの可能性を排除せずに捜査していた。火災は20日夜に発生し、一時は周辺の6万7千世帯が停電した。
国際航空運送協会のウォルシュ事務局長は「国家や世界にとって重要なインフラが、代替手段もなく単一の電源に依存しているのはなぜか」と疑問を呈した。空港幹部は「電力のバックアップシステムは作動したが、空港全体を動かせる規模ではない」と述べた。設計上の不備を指摘する声もある。
ヒースロー空港は欧州で最も利用客が多く、BBC放送によると、昨年は8390万人が利用した。

RECOMMENDED
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NYのクイーンズに巨大な「エンタメ施設」が誕生、フードホールにライブ会場も 総工費は約80億ドル
-
NYの水道水にまさかの事実 塩分濃度が3倍に、向こう30年で許容量を超える懸念
-
コロンビア大のブランド「色あせる」 御難続きで、合格者が敬遠
-
不要なものを買わない方法 NYタイムズが「節約術」を紹介