子育てをサポートするIT製品や育児アプリなどのベビーテック市場が急成長している。ただ、他の家庭で重宝される物であっても、自分の家庭には合わない場合もある。昨年夏、第一子を授かったニューヨークタイムズのテクノロジーコラムニストは19日付の同紙で、新生児の子育てに最も役立つと感じたベビーテックアイテムを紹介している。

多くの口コミで高評価を得ていた Philips Aventの電子式哺乳瓶ウォーマーやスマートゆりかご Snooは必要なかったと感じた一方で、小児科医が書いた乳児心理学と睡眠に関する14ドルの電子書籍が大いに役立った。 3カ月の娘が眠ってばかりいる理由や昼寝が必要なタイミングなどが理解でき、記載されていた方法を試すと数週間で娘の睡眠パターンが改善されたという。スマホの無料アプリ「Huckleberry」は、ミルクを与えた回数、おむつ交換の回数、睡眠時間を記録するツールで、交代制で働く夫婦が互いに娘のニーズを知るのに不可欠だった。また、小児科医受診の際の有益なデータを提供してくれた。米疾病予防管理センター(CDC)の無料アプリ「Milestones」は、6カ月で寝返りを覚えるなど、各発達段階での特徴のチェックリストを確認することができる。オーディオブックで読める育児に関する文献も役立ったという。
編集部のつぶやき
私が出産した6年前と比べても、確実にベビー関連市場は進化し続けていると思います(ちなみに出産当時は日本におり、「液体ミルク」すらもなかった時代!)。
現代の技術には上手く頼りつつ、何より大切なのは「情報に振り回されすぎないこと」。ネントレやアプリでの生活リズムの管理、何もしてないズボラ母(小声…)ですが、子どもは勝手に育ちます(笑)。(K.I)
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