スパイシー&スイート、メープル味のローストキャロット
アメリカはカラフルな色のニンジンが手軽に買えます。
色によって栄養も異なるので、毎日の食卓に積極的に取り入れてみましょう。

スパイシー&スイート、メープル味のローストキャロット
INGREDIENTS
(400g、2〜3人分) 40分
ニンジン(オレンジ、紫、黄色など) 400g(中サイズを約4本)
オリーブオイル 大さじ1.5
メープルシロップ 大さじ1
チリパウダー 小さじ1/2(辛さは調整可)
クミンパウダー 小さじ1/2
スモークパプリカ 小さじ1/2
ガーリック(すりおろし) 1片分
塩 小さじ1/2
ローストナッツ(アーモンド、ピスタチオなど) 適量
フレッシュハーブ(パクチーやイタリアンパセリ)適量
黒コショウ 適量
DIRECTIONS
①オーブンを400°Fに予熱する。ニンジンはよく洗い、皮つきのまま太さに応じて縦半分、または1/4に切る
②ボウルに オリーブオイル、メープルシロップ、すりおろしたガーリック、塩、黒コショウ、チリパウダー、クミン、スモークパプリカを入れ、よく混ぜる。①を加え、調味料をしっかり絡める
③オーブンの天板にクッキングシートを敷き、②のニンジンを重ならないように並べ、約25〜30分焼く。途中で裏返すと均等に焼ける
④焼き上がったら皿に盛り付け、お好みでローストナッツやフレッシュハーブを散らす
*メープルの甘み × スパイスの刺激でクセになる味。スモークパプリカを使うので香ばしさがアップします。
*さらに辛くしたい場合は、カイエンペッパー を少し追加してください。仕上げにタヒニ(白ごまペースト) を回しがけするとコクが出ます。
BENEFITS
ニンジンは色によって主な栄養素が違います。最も一般的なオレンジ色のニンジンにはビタミンAの前駆体であるβ-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンは抗酸化作用が強く、老化防止やがん予防にも役立ちます。視力や免疫力をアップし、美肌効果も。紫ニンジンには抗酸化作用があるアントシアニン。眼精疲労や動脈硬化の予防に。抗炎症作用もあり、体の調子を整えてくれます。黄色のニンジンには目の健康を守り、紫外線ダメージを軽減してくれるルチンがたっぷり。ルチンは消化器系コンディションも整えてくれます。白ニンジンは食物繊維が豊富なので、腸内環境を整え便秘解消に役立ちます。クセが少なく甘みが強いので、ニンジン嫌いのお子さんにも最適。レシピで使用するガーリックやスパイスは抗菌作用の他、免疫力をアップさせる力があります。
吉元真優子

インスタグラム@mindfulness.kitchen.ny
プラントベース料理研究家。植物性食物の素晴らしさを日本人に伝えたいと2022年からマインドフルネスキッチンNYをスタートし、新しい食事法を紹介している。E-コーネル大学でプラントベース栄養学を修了、23年から自宅でプラントベース料理教室を開催。日本ではなじみがなく使わないようなオーガニック野菜や豆を使い、毎日の料理に栄養価の高い植物性栄養素をプラスする食生活を提案し、これまでに約200人が参加。自身も「一生使える食生活」の実践により、ストレスやリバウンドなく自然に7キロ減量。夫もメタボから卒業し12キロ減量。マインドもリセットでき、人間関係の断捨離にも成功、「これまでの人生で体調もメンタルもいちばん好調。家族の運も開けた」と実感している。夫と高校生の長男、中学生の長女と愛犬の4人家族。ニューヨーク近郊在住。
食べることは、整えること。マインドフルネスキッチン、オンライン講座がスタート!
心と体を整える「食の習慣」を学ぶオンライン講座が4月から始まります。
☆3月30日までに申し込んだデイリーサンNY読者には200ドルOFFのクーポン券を進呈。詳細はこちらから。
RECOMMENDED
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
なぜ? アメリカの観光客が減少傾向に「30〜60%も…」、NY観光業で深まる懸念
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
実は面白い “トレジョ” のアート、ディスプレイからパッケージまで「気が付かないのはもったいない」
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NYのクイーンズに巨大な「エンタメ施設」が誕生、フードホールにライブ会場も 総工費は約80億ドル
-
コロンビア大のブランド「色あせる」 御難続きで、合格者が敬遠
-
NYの水道水にまさかの事実 塩分濃度が3倍に、向こう30年で許容量を超える懸念