2025.03.27 DAILY CONTENTS NEWS

物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表

画像はイメージ(photo: Unsplash / Harry Gillen)

2025年の不動産データを元に、価格の下落や物件数の増加などから選出された「家を買うのにおすすめのエリアランキング」(StreetEasy調べ)。上位には、歴史ある街並みが残るブルックリンから新興住宅地として注目が集まるクイーンズまで、さまざまな地域がランクイン。中には、1000万円以上価格が下がったエリアもある。

ニューヨークの街並み(photo: Unsplash / Harry Gillen)

1位:ボーラム・ヒル(ブルックリン)
歴史的なブラウンストーン住宅が立ち並ぶ一方で、3〜4番街沿いには新築コンドミニアムも急増中。価格は前年比で26%も下がり、今が狙い目。

2位:ロングアイランドシティ(クイーンズ)
高層マンションとマンハッタンの絶景で人気急上昇。価格は約1000万円ダウンし、選択肢も増加中。ただし需要も高いため、値下げ物件は少なめ。

ロング・アイランド・シティ(photo: Unsplash / Brian Lundquist)

3位:ブルックリン・ハイツ(ブルックリン)
NYの中でも人気の住宅地。公園やフェリーも近く、家族層に人気。価格は前年比23%減と高額帯ながらもお得感あり。

4位:グラマシーパーク(マンハッタン)
プライベートパークを囲む高級住宅地。価格は1.2億円前後と高めだが、実は4軒に1軒が値下げ中。静けさを求める都会派に◎。

5位:チェルシー(マンハッタン)
アートと建築が融合する人気エリア。新築物件が次々と建つ中、価格は22%下落。過去より手が届きやすくなった印象。

6位:ベンソンハースト(ブルックリン)
「ブルックリンのリトルイタリー」と呼ばれる多国籍エリア。昔ながらの一軒家も多く、ファミリー層にも人気。物件数は13%増加。

7位:ブライトン・ビーチ(ブルックリン)
海沿いの静かな住宅街。夏はボードウォークが人気。価格もお手頃で、物件の2割近くが値下げ中という買い手に嬉しい状況。

8位:ウッドサイド(クイーンズ)
リトルマニラを中心に多国籍な雰囲気が広がる。クイーンズ大通り沿いに新築も増え、平均価格はランキング中で最安の6200万円台。

9位:ダイカー・ハイツ(ブルックリン)
クリスマスのイルミネーションで有名な住宅地。豪邸も多いが、価格はほぼ横ばいながら、物件数が50%以上増えて選びやすくなっている。

クリスマスのイルミネーションで有名な街(photo: Unsplash / Gautam Krishnan)

10位:パークスロープ(ブルックリン)
プロスペクトパークの隣という立地と、ブラウンストーンの街並みで常に人気。去年までは競争が激しかったが、在庫が増えて価格も下落傾向。

今年のニューヨーク不動産市場は「高値だけど、探せば買い時あり」という難しいバランスに。とはいえ、こうしたエリアでタイミングよく物件に出会えれば、理想の住まいも夢じゃないかもしれない。

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