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共同通信
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台湾東部沖地震の発生から3日で1年。被災地、花蓮の主要産業である観光産業を支えてきた有名景勝地「太魯閣(タロコ)国立公園」は当初2031年までの全面復旧を目指したが、余震や台風の影響で落石や土砂崩れが絶えず、全面復旧のめどが立たない状況だ。打撃を受けた観光関係者の苦悩が続いている。
地震後、全面閉鎖となったタロコは一部再開されたが、人気スポットの大半は閉まったまま。公園管理所の許可を得て3月末、閉鎖中の布洛湾(ブロワン)地区に入ると、あちこちに巨大な岩が横たわっていた。地震ではなく、24年10月の台風の影響で落ちたものだ。
地震で地盤が緩んだところに台風で大雨が降るなどし、山が崩れやすくなっている。静まりかえった山中に時折、ゴロゴロと落石の音が響く。
地震による落石が直撃した宿泊施設の建物も痛々しい姿を残したままだ。「(同施設が)いつか再開する日を望む。ただタロコも地震によって痛めつけられた」。管理所職員の林茂耀さんは、大自然がつくりだした渓谷美を取り戻すには時間がかかるとこぼした。
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