RELATED POST
メキシコ料理ファストフードチェーン「チポレ(Chipotle)」は、過去7年間にわたり、アボガドの新たな輸入元を開拓してきた。米国へのアボカド輸入量の約90%を占めるメキシコに対するトランプ大統領の関税措置が懸念される中、アボカドの在庫を確保するため、今後も世界中で輸入ルートを拡大していく。ウォールストリートジャーナルが1日、伝えた。

同チェーンでは、客の約半分がアボガドをペースト状にした「ワカモレ」を注文する。昨年、同チェーンの3700店舗で消費された約1億3200ポンドのアボガドのほとんどは、輸入品だ。同チェーンは以前、アボガドの85%をメキシコから輸入していたが、過去7年間にわたり、アメリカ大陸とカリブ海地域をくまなく探し回り、同社の膨大な需要を満たせる農場やサプライヤーを探し求めてきた。
その結果、コロンビアからの輸入を開始し、輸入元をペルーやドミニカ共和国に拡大。さらに最近では、ブラジルやグアテマラにも広げた。将来的には、エルサルバドルやホンジュラスなどの国々で、確保を目指す。ただ、サプライチェーンが分散した現在でも、メキシコからのアボカドが約半分を占める。
原産国により、アボガドの特徴や熟れ具合が異なるため、同チェーンでは現在、従業員に様々なアボカドの扱い方の訓練を行っている。
関連記事
マンハッタンに待望の「タイムアウトマーケット」が上陸、2025年秋にオープン予定 新たな観光スポットとなるか
NYで最安かも!? インスタで話題の「2.15ドル」バーガーを実食してみた
RECOMMENDED
-
なぜ? アメリカの観光客が減少傾向に「30〜60%も…」、NY観光業で深まる懸念
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
春の満月「ピンクムーン」がNYの夜空を幻想的に、 日時やおすすめ鑑賞スポットは?
-
トレジョの人気すぎるミニトートに新色、各店舗からは「買えた」「買えなかった」の声 ebayではすでに約16倍の価格で転売!?
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NYのクイーンズに巨大な「エンタメ施設」が誕生、フードホールにライブ会場も 総工費は約80億ドル
-
NY・ソーホーで白昼に起きた悲劇、ホームレスにガラスで首を刺され…女性が重体