2025.04.06 JAPAN NEWS

東名、中央道などでETC障害

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共同通信
ETCシステムの障害で通行止めとなった府中スマートインターチェンジ=6日午前7時40分、東京都府中市

 6日午前0時半ごろ、東名高速道路や中央自動車道などの自動料金収受システム(ETC)に障害が発生し、東京、神奈川、山梨、岐阜、静岡、愛知、三重の7都県にある一部の料金所やETC専用レーンが閉鎖された。係員がいるレーンは通行できる。管轄する中日本高速道路(名古屋市)が原因を調べ、復旧を急いでいる。

 同社によると、ETCの制御システムで障害が起きた。午前10時半時点で、管内23路線のうち15路線の計80カ所以上でETCが利用できなくなっている。2005年の道路公団民営化以降、同社でETCの大規模なシステムトラブルは初めてという。

 ETCが利用できなくなった料金所は、東名高速の富士インターチェンジ(IC、静岡)や岡崎IC(愛知)、中央道の調布IC(東京)や相模湖IC(神奈川)、名神高速道路の関ケ原IC(岐阜)など。

 中央道の談合坂スマートIC(山梨)や新名神高速道路の鈴鹿スマートIC(三重)など、一部のETC専用の料金所は閉鎖となった。東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道などでも影響が出た。

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