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キリスト教の「復活祭(イースター)」とユダヤ教の「過越の祭」を目前に控え、ニューヨーク州保健局は、旅行を計画している人々に対し、現在流行している麻疹(はしか)のワクチン接種を完全に済ませるよう注意喚起した。abc7が2日、伝えた。

2025年の最初の3カ月間に、米国内の麻疹感染者数は、すでに24年全体の感染者数を上回っていた。ニューヨーク州では、今年に入ってから4人の感染者が確認されており、そのうち3人はニューヨーク市、1人はサフォーク郡在住者だった。
同局は、海外渡航や国内旅行の前に、麻疹の予防接種を2回受けるように呼びかけている。2回のワクチン接種による完全な予防には、2週間を要する。米疾病対策センター(CDC)は現在、ワクチンの2回接種を推奨しており、1回目は生後12~15カ月の間に、2回目は4~6歳の間に接種するよう勧告している。CDCによると、2回の接種で97%の予防効果が期待できるが、1回でも93%の予防効果が得られるという。ワクチン接種を受けた成人のほとんどは、追加の接種は必要ない。
1980年代後半に麻疹が大流行した際の感染者は、ワクチンを一度も接種していない人々だったという。80年代後半に2回目の接種が推奨されるようになったが、それ以前は1回接種が基本だった。
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