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共同通信
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【ヤンゴン共同】ミャンマーの正月「ティンジャン」を祝う祭りの期間が13日、始まった。例年なら大勢の市民が水をかけ合ったり、踊りや音楽を披露したりしてにぎやかになるが、今年は3600人以上が亡くなる大地震が3月に起きたため、最大都市ヤンゴンでは自粛ムードが漂っていた。
ティンジャンの祝祭は昨年12月、国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産に登録され、その後の開催は初めて。ヤンゴンの市庁舎近くで客待ちをしていた年配のタクシー運転手の男性は「盛大に祝うのを楽しみにしていたが仕方ない。お客さんも少ないよ」とぼやいた。
市庁舎前では祭りのイベント用ステージの建設が進んでいたが、地震を受けて中止された。地元メディアによると、軍事政権は今月1日、国民が喪に服している期間のため、歌や踊りはやめて穏やかな文化的・伝統的行事にすると発表した。
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