足場が明るくなりました 都会の傘、花開く

 歩行のじゃまになり、暗く死角となるために小売店などからは売り上げに響くと不評だった建設用の足場が変わりつつある。ニューヨーク市が開催した足場改善計画のコンペで優勝したベンチャー企業、アーバンアンブレラ(2017年9月14日付本紙既報)による新しい足場がマンハッタン区内の建設現場に次々と設置されている。透明のプラスチックパネルを使ったカラフルな足場には発光ダイオード(LED)の照明が組み込まれ、歩いているだけで明るい気分になる。

マンハッタン区西22丁目20番地の建設中ビルに設置された「アートな」足場。同区内では他にタイムズスクエアのマリオット・マーキース・ホテル前にも。今後はアッパーウエストサイドのレッドファームレストラン、ソーホーのオフィスビルなど4カ所に設置予定=11日午後撮影 (photo: Asami Kato / 本紙)

マンハッタン区西22丁目20番地の建設中ビルに設置された「アートな」足場。同区内では他にタイムズスクエアのマリオット・マーキース・ホテル前にも。今後はアッパーウエストサイドのレッドファームレストラン、ソーホーのオフィスビルなど4カ所に設置予定=11日午後撮影 (photo: Asami Kato / 本紙)

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