マンハッタン区のブライアントパークで夏の風物詩となっているミュージカルの無料観賞イベント「ブロードウェー・イン・ブライアント・パーク」が12日始まった。８月16日までの毎週木曜、午後12時30分から１時30分まで、現在上映中の作品から代表曲を披露。昼時の公園で、お試し感覚のミュージカルが楽しめる。
「ライオンキング」「ウィキッド」「ジャージーボーイズ」などのロングヒット作品から「アラジン」「アナと雪の女王」「スクール・オブ・ロック」など子どもに人気が高い作品まで全22作品が勢ぞろい。オフブロードウェーからは「フレンズ！」「アベニューＱ」などが登場し、劇場さながらのパフォーマンスで観客を魅了する。
初日は「シカゴ」など４作品を上演。炎天下にもかかわらず多くの人が詰めかけた。音楽や歌は１ブロック先まで聞こえ、一帯がブロードウェームードに包まれた。
初日、海底に住むスポンジのボブと海の仲間たちの日常を描いた
「スポンジボブ・スクエアパンツ」上演の様子 （photo: Yuriko Anzai / 本紙）
