【19日付ニューヨークタイムズ】スタテン島のリトルリーグチーム、ミッドアイランドは19日、テキサス州ヒューストンの強豪、ポストオークを破り、リトル・リーグ・ワールド・シリーズの決勝進出に王手をかけた。
同チームはリトルリーグ公式戦を15勝無敗で終え、ペンシルベニア州サウスウイリアムズポートで開催されているワールドシリーズに進出した。
初戦では、アイオワ州デモインのチーム、グランドビューを５対２で破った。２回戦のポストオーク戦では、三回、スティーブ・マルチネス選手が右翼に２点適時打を放った他、グレゴリー・ブルーノ投手の投球も光り、２対１で競り勝った。
球場には数百人のファンがスタテン島やニューヨーク市内から応援に駆けつけたが、現地に行けなかったファンは地元のオニールズ・アイリッシュ・パブでテレビ観戦。同店従業員のシドニー・キャラハンさんは「みんな熱くなっていた。メンバーの一挙一動に声援を送っていた」と興奮気味に話した。
準決勝は22日。ハワイ州ホノルルのウエストと対戦する。ミッドアイランドは、監督の弟で、一塁手の父でもあるジョン・キャラブレッセさん（享年45）を2014年11月に亡くしており、優勝して追悼したいとしている。
ミッドアイランドの公式フェイスブックより。
準決勝の模様はケーブルテレビESPNで中継される
