【20日付カーブドニューヨーク】自転車シェアサービス、シティバイクの運営会社、モティベートは20日、シティバイクに新たな機種、ペダルアシスト機能付き電動自転車(Eバイク)を導入すると発表した。
マンハッタン、クイーンズ、ブルックリンの3区の専用駐輪場に、試験的に200台のEバイクを設置。今後も台数を増やすという。また、地下鉄L線の閉鎖に合わせ、ブルックリン区ウィリアムズバーグやマンハッタン区ローワーマンハッタンの同線沿線の4カ所の専用駐輪場に加え、同区の交通渋滞の頻発する地域に、新たに1000台を追加する予定だ。
使用したEバイクを同3区内にある750の専用駐輪場に返却すれば、どこへでも乗って行ける。料金は変わらず1回3ドルから。モティベートによるとEバイクの「パワー」ボタンを押せばペダルアシスト機能が起動し、最高時速18マイル(時速約29キロメートル)まで出せる。連続乗車は30時間まで。シティバイクのアプリ上の稲妻のアイコンが表示された専用駐輪場で見つけることができる。
この日、市庁舎で行われた発表会見にはブルックリンのエリック・アダムス区長も出席。同区長はブルックリン橋をEバイクで渡り、記者団を前に「自転車シェアサービスの未来の形だ」と話した。