福島県産の日本酒を専門に扱う「ふくしまの酒専用コーナー」が8月25日、マンハッタン区のワインショップ2店舗に開設された。同県によると2月末までの期間限定で、ほまれ酒造や人気酒造など6つの蔵元の21銘柄を取りそろえている。無料試飲会も毎月予定。同県産酒を販売する直営店も、今秋をめどに開店を予定している。
専用コーナーを開設したのは東13丁目のユニオン・スクエア・ワインズ(USW)と、7番街23丁目のランドマーク・ワイン・アンド・スピリッツ(LWAS)。USWでは25日、開設を記念した試飲会が開かれ、買い物客約130人が福島の酒を楽しんだ。同店は9月28日(金)、10月20日(土)、11月30日(金)、12月15日(土)、来年1月25日(金)、2月16日(土)に、LWASでは10月19日(金)、12月7日(金)、来年2月9日(金)にそれぞれ無料試飲会を行う。クリスマスやバレンタインなど、月によって提供する銘柄を変えるという。毎回の参加も歓迎。
同県産酒コーナーの設置は内堀雅雄知事が5月に来米した際に両店と合意していた。