【10日付ニューヨーク市立大学発表】USニュース&ワールドレポートは10日、今年の全米大学ランキングを発表し、米国北部の公立トップ校ベスト50でニューヨーク市立大学(CUNY)から8校がランクインした。マンハッタン区のバルーク校が5位、同区のハンターカレッジが6位に入った。
CUNY暫定総長のビタ・ラビノウィッツ氏は声明文で「CUNYから多くの大学が上位に選出されたことは、大学の学術的な勢いと卒業率が向上し、学生が目標達成するための最先端の教育体制構築に向けた努力が実を結んでいる証拠」と喜びを表した。
同区のシティカレッジとクイーンズ校がともに14位、クイーンズ区のヨーク校が15位、ブルックリン校が19位、ブロンクス区のリーマン校が37位、マンハッタン区のジョン・ジェイ・カレッジ・オブ・クリミナル・ジャスティスが46位に選ばれた。
同ランキングは、全米にある約1800のカレッジ、大学と大学院を「1年生の残留率、卒業率、教員の能力の高さ」に基づいて評価。提供する教育過程で分類し、米国北部、中西部、南部、西部と地域別でそれぞれの順位を発表している。
全米総合ランキング1位はニュージャージー州のプリンストン大学。2位のマサチューセッツ州ハーバード大学に次いで、マンハッタン区のコロンビア大学が総合3位に選ばれた。