クオモ知事、ニクソン氏に大勝 AGはジェームズ氏

 ニューヨーク州の知事と司法長官(AG)の民主党予備選挙の投開票が13日行われ、知事選で現職のアンドリュー・クオモ知事が得票率65.6%を獲得、34.4%にとどまった対立候補のシンシア・ニクソン氏に大勝した。クオモ知事はニューヨーク市内5区で全勝。58郡中44郡で勝利し、ニクソン氏を圧倒した。ただし州議会があるオールバニ郡ではニクソン氏が1万2767票を獲得、248票差でクオモ知事を下した。
 直前に実施された世論調査で支持率が拮抗していた司法長官選では、早くから名乗りを挙げ、選挙資金の潤沢さでも他候補を引き離していた、レティシア・ジェームズ市政監督官が得票率40.6%で勝利。フォーダム大学法学部教授のゼファー・ティーチアウト氏は31%、ショーン・パトリック・マロニー下院議員は25%だった。11月に行われる本選挙でジェームズ氏が共和党の対立候補に勝てば、アフリカ系女性としては初の州司法長官になる。

予備選勝利を祝う(左から)ジェームズ氏、クオモ知事、キャシー・ホチュル州副知事。クオモ知事のツイッター (@andrewcuomo)より

予備選勝利を祝う(左から)ジェームズ氏、クオモ知事、キャシー・ホチュル州副知事。クオモ知事のツイッター (@andrewcuomo)より