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2017年に北九州市の私立高2年の女子生徒=当時(16)=が自殺したのはいじめが原因だとして、両親が、学校での災害共済給付制度を運営する日本スポーツ振興センターに、見舞金2800万円の支払いを求める訴えを福岡地裁に起こしていたことが1日、分かった。同日、第1回口頭弁論があり、センターは請求棄却を求めた。
同制度は、学校管理下での児童生徒の死亡やけがのほか、いじめが原因で自殺した場合も見舞金などを支給する。弁論でセンターは、自殺はいじめが原因ではないと主張した。
学校と福岡県の第三者委員会はいずれも、いじめを認定したものの、自殺の主な原因とは認めなかった。
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