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新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、島根県警に詐欺容疑で逮捕された慶応大4年鶴岡嵩大容疑者(22)=東京都港区=が「起業のためにお金が欲しかった」と動機を供述していることが1日、捜査関係者への取材で分かった。
関係者によると、鶴岡容疑者はプロ野球南海(現ソフトバンク)の監督を務めた故鶴岡一人氏の孫で、慶大野球部で捕手として活動していた。
鶴岡容疑者は、受給対象でない松江市の男子大学生に給付金申請を指南し、昨年7月に中小企業庁から100万円を大学生の口座に振り込ませて詐取した疑いで、県警松江署に逮捕された。署によると容疑を認めている。
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