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長崎市は1日、「長崎県被爆二世の会」と会合し、被爆2世の健康管理を目的とした記録簿を新年度から発行すると明らかにした。年1回の被爆2世健康診断を受診した希望者全員に、5月ごろの配布を目指す。被爆者健康手帳とは異なり、取得者に医療費の補助はないが、被爆2世団体は将来的な救済措置につなげたい考えだ。
被爆者援護法に基づき、被爆者は医療費が原則無料になるなどの援護を受けられるが、被爆2世は対象外。会合に参加した長崎市の被爆2世平野伸人さん(74)は「被爆2世に健康不安があると認められた。いつかは援護を伴う手帳になるのではという期待がある」と話した。
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