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2004年1月、茨城大農学部2年の女子学生=当時(21)=を殺害したとして、殺人と強姦致死の罪に問われたフィリピン国籍の元少年(35)の裁判員裁判で、水戸地裁(結城剛行裁判長)は3日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
元少年は公判で起訴内容を認めており、共犯2人との関係性や犯行時の役割が主な争点。検察側は事件のきっかけを作るなどの重要な役割を担ったと指摘する一方、弁護側は元少年は従属的立場で、殺害にも積極的でなかったと主張していた。
共犯2人のうち、ランパノ・ジェリコ・モリ受刑者(39)は無期懲役が確定し服役中。もう1人は帰国し、国際手配されている。
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