リムジン暴走、乗客ら20人死亡 猛スピードで走行か

 ニューヨーク州スコハリー郡で6日午後、大型リムジンがT字路を直進、向かいの駐車場に突っ込み、止まっていた車に激突し大破した。
 乗客17人全員、運転手、歩行者の計20人が死亡した。各メディアが報じた。リムジンは事故直前、時速60マイル(時速97キロメートル)以上で走っていたとの目撃情報もある。リムジンの運営会社社長は2003年、運転免許証を不正に取得したとして起訴された後、米連邦捜査局(FBI)へのテロ情報提供者として活動していたという。

CNNによるとリムジンは9月に検査で不適格とされ、運転手は適切な免許証を持っていなかった。乗客は誕生日会に向かう途中だったという。写真は8日夜、同郡アムステルダム市で行われた追悼イベントの様子。同市レクリエーション課のフェイスブックより