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4日付ウォール・ストリート・ジャーナルによると、歯科医などの医療専門家は、優先的にコロナワクチンの接種を受けている。その様子をSNSに投稿して安全性を訴えるところもある。
「患者に安心してもらえれば、治療を再開できる。歯医者としても助かる」と語るのはニュージャージー州ケンダルパークの歯科医で州歯科医師会長を務めるマイケル・ウェイナーさん。州内の歯科医の5%は廃業。コロナ前と比べて収入が30%程度減少したところがほとんどだという。
ウエストチェスター郡ホワイトプレーンズの小児歯科医、ミネルバ・パテルさんは「ワクチン接種を受けた、感染防止対策を実施していると説明しても、予約のキャンセルや延期が相次いでいる」と顔をしかめる。昨年の収入は30%減。ワクチンが広く行き渡るまで試練が続くと覚悟して、他の歯科医とワクチン接種のボランティアに参加した。
アップステートのレーサムにあるRJNフィジカル・セラピーの医師、ブレンダン・サリバンさんはセラピストがワクチン接種を受けたことをSNSに投稿しないと決めた。うらやましがられることがあるからだ。ただ、説明をしており、「多くの患者は喜んでくれる。トンネルの向こうの光が見えてきたからでは」と話している。

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