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【ニューヨーク共同】地球温暖化に伴う海水温の上昇により、今世紀中に世界の海で全てのサンゴ礁が消失する恐れがあるとの報告書を国連環境計画(UNEP)が5日までにまとめた。国際社会が化石燃料への依存を続けると、2034年にはサンゴ礁の死滅につながる白化現象が常態化、消失の危機が高まると警告した。
日本では沖縄県や鹿児島県、東京・小笠原諸島などにサンゴ礁が分布している。報告書は「日本の周辺海域でも24年に白化が常態化する可能性がある」としている。
報告書はこのまま化石燃料への依存を続けると、毎年のように深刻な白化が起きると予想した。
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