NY市史上最悪の鉄道事故から100年 脱線100人死亡

 全米の鉄道事故史上最悪の事故の1つ、「マルボーン通り鉄道事故」から1日で100年。ニューヨーク交通博物館によると事故は1918年11月1日午後6時42分、ブルックリン区のフラットブッシュ街と、マルボーン通り(現エンパイアブルバード)がオーシャン通りになる交差点地下で発生。プロスペクトパーク駅に向けて走行中の5両編成の木造列車が制限速度を大きく超過したままカーブに突入、脱線した。市の鉄道事故としては最多の約100人が死亡した。

1日午後、ブルックリン区ボローホールにある同博物館で関連イベントが行われ、鉄道史家が当時の状況と事故の影響について講演した。写真は事故後の現場 (photo: Courtesy of the New York Transit Museum)