【1日付ニューヨークポスト】ロングアイランドのサフォーク郡で10月30日、住宅の地下で人骨らしきものが見つかった。ここに住むマイケル・キャロルさん(57)が約60年前に失踪した父親のジョージさんを探し地面を掘っていたところ発見。見つかったのは超能力者が指し示した場所からだった。
同郡警察によると、ジョージさんが失踪したのは1961年。キャロルさんは当時生後8カ月だった。キャロルさんと3人のきょうだいは母親のドロシーさんにジョージさんの行方を何度も尋ねた。しかし「聞かないでちょうだい」と言われるだけで答えは得られず、98年にドロシーさんは死亡。ジョージさんの行方不明届が出されることもなかった。
ジョージさんが地下に埋められているかもしれないと推測したキャロルさんは約3年前、本格的に調査を開始。ニューヨークポストの取材に「地下にいると直感した」と振り返った。息子らと地下を掘削する日が続いたある日、超能力者の男性がある1カ所を指して「ここからエネルギーを感じる」と告げ、ハロウィーン前夜の発見につながった。同郡警察によると人間の骨に見えるという。キャロルさんは「父親は殺されたんだ」と話した。