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1995年の地下鉄サリン事件の捜査を指揮した警視庁の元捜査1課長、寺尾正大(てらお・まさひろ)氏が1月24日、死去した。関係者への取材で分かった。78歳。新潟市出身。葬儀・告別式は既に執り行われた。
66年に警視庁に入庁。殺人などの凶悪事件を担当する捜査1課に配属された後、「ロス疑惑」や「トリカブト殺人事件」を捜査した。
95年に捜査1課長に就任し、地下鉄サリン事件をはじめ、オウム真理教に対する一連の大規模捜査を指揮した。
新宿署長や警察学校長、生活安全部長などを歴任し、2001年に退職した。
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