ユナイテッド航空は、同社エコノミークラスの初のプレミアムシートとなる「プレミアムプラス」の予約受け付けを3日から開始。旅行業界関係者と日系企業、報道機関を対象に7日、説明会をマンハッタン区のキタノホテルで開催した。
「プレミアムプラス」での搭乗では手荷物の預け入れを無料ででき、専用カウンターでのチェックイン、優先搭乗、空港ラウンジ内のユナイテッドクラブを割引料金で利用できる。機内での座席はエコノミークラスとは別の場所に設置。エコノミークラスに比べてリクライニングの角度が大きくなり、横幅は2インチ(約5センチメートル)、前の座席との距離も7インチ(約18センチメートル)広く設計。より大きなエンターテインメント用画面の他、電源やUSBポートも装備。頭上には専用の手荷物棚も用意した。機内食の内容もアップグレード、アルコール類は無料で提供する。ニューヨーク市の老舗百貨店、サックス・フィフス・アベニューの備品も充実させた。
「プレミアムプラス」は来年3月31日発便から一部の国際線で購入が可能。日本発着路線は、成田〜ニューアーク線および成田〜サンフランシスコ線が対象。