写真展で学ぶ黒人の歴史 キング牧師やマンデラも

 2月はアフリカ系米国人の歴史を学ぶ、「黒人歴史月間」。ニューヨーク市内でも関連イベントや展覧会が目白押しだ。マンハッタン区のショーンバーグ黒人文化センターでは、公民権運動の父、キング牧師(1929〜68年)の写真展、「救世主」を開催中。59年のインド外遊時、同国独立の父、マハトマ・ガンディーの墓前を訪れたときの様子や、ノーベル平和賞を受賞した64年のノルウェー訪問時の表情、受賞演説を全文掲載した地元紙など貴重な資料を展示。同区のインターチャーチセンターでは、無名の民からネルソン・マンデラまで、黒人の表情を追った写真展も。

「救世主」の詳細はショーンバーグ黒人文化センターのウェブサイト(www.nypl.org/locations/schomburg)を参照。インターチャーチセンターの展覧会の詳細はhttps://interchurch-center.org/showcase-gallery/を参照 (photo: Jonathan Blanc/Schomburg Center)