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日銀の黒田東彦総裁は18日、菅義偉首相と首相官邸で会談した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた世界経済情勢や、金融市場の動向について意見交換した。日銀が掲げる2%の物価上昇目標の達成が遠のいている現状を踏まえ、大規模な金融緩和策が長期化する見通しも説明した。
黒田氏は会談後、記者団の取材に応じ「世界経済が持ち直しつつある状況について話をした」と述べた。菅首相の具体的な発言内容に関しては説明を避けた。
日銀は長期化する金融緩和の効果や持続性を高めるために政策を点検しており、3月の金融政策決定会合をめどに結果を公表する方針を示している。
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