若手日系人についての共同調査を実施  全米日系人博物館、日本財団

 全米日系人博物館(カリフォルニア州ロサンゼルス市)と公益財団法人、日本財団は、世界各地に居住する若い世代の日系人を対象にした意識調査「若手日系人調査(Global Youth Nikkei Research Project)」を、28日(木)まで実施している。
 世界各地の日系人コミュニティーのアイデンティティーや文化を調査し、世界各地における「日系」の意味を深く理解すること、また、日系人コミュニティーのニーズや課題を見出すことが狙い。主催者によると、日系人に関する調査が世界規模で行われるのは今回が初。
 対象は、18歳から35歳の日系人。祖先が日本から外国に移住した時期や移住先、対象者の現住地は問わない。例えば、日本伝統の行事に参加しているか、日本食をどのぐらいの頻度で食べるか、影響を受けた日本的価値観は何かなどについての質問に答える。
 回答は日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語の4言語で受け付ける。アンケートへの回答は下記のウェブサイトから。

【問い合わせ】
i_okubo@ps.nippon-foundation.or.jp (日本財団・大久保)
【アンケート】
https://jp.surveymonkey.com/r/TNFNikkeiSurveyJP