ビリー・ホリデーら4人を新たに選出 NYを作った女性たち

 ニューヨーク市内に設置する女性像のアイデアを公募する諮問委員会「シー・ビルト・NYC(彼女がNYCを作った)」は6日、昨年12月に続き、銅像となる女性を発表した。クイーンズ区にジャズ歌手のビリー・ホリデー像を、マンハッタン区に教師で黒人公民権活動家のエリザベス・ジェニングス・グラハム像を、ブロンクス区に小児科医で女権活動家のヘレン・ロドリゲス・トリアス像を、スタテン島に灯台守のキャサリン・ウォーカー像をそれぞれ設置する。

諮問委員会「シー・ビルト・NYC(彼女がNYCを作った)」は昨年6月に公募を開始。約2000人がアイデアを寄せ326人が候補として挙がった。同12月に黒人女性として初めて連邦下院議員を務めたシャーリー・チザム(1924〜2005年)を銅像第1号に選出。イラスト左からビリー・ホリデー(1915〜1959年)、エリザベス・ジェニングス・グラハム(1827〜1901年)、ヘレン・ロドリゲス・トリアス(1929〜2001年)、キャサリン・ウォーカー(1848〜1931年)。シー・ビルト・NYCの公式ホームページより