この週末、ニューヨーク市内でオーロラが見られるかもしれない。米海洋大気庁の宇宙気象局(SWPC)は20日、ニューヨーク、ウィスコンシン、ワシントン州などで23日夜、オーロラが観測される可能性があると発表した。中規模の磁気嵐が到来し、オーロラの範囲と強度が増加したためとしている。
オーロラは太陽から地球に運ばれてきたプラズマ粒子が、地球の大気に含まれる酸素原子や窒素原子と衝突した際に、これらの原子や分子が発光する現象。緯度が高い土地でなければ観測できない。
オーロラを見るには快晴でなければならないが、ニューヨーク市の23日午後の天気予報は晴れ。SWPCは、ネオンが明るい都市部を離れ、街灯などが少ない「暗闇」に移動して観測することを薦めている。SWPCは「オーロラ予報」を30分ごとに更新している。詳細はウェブサイト www.swpc.noaa.gov/products/aurora-30-minute-forecast を参照。
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