グーグルは8日、マンハッタン区チェルシーのオフィス1階に、デジタル技術を無料で教えるラーニングセンターを開設した。就職活動中の学生から経営者まで、誰でも無料で利用できる。5カ月間の限定オープンだ。
同センターはグーグルが推進する教育プログラム、「グロウ・ウィズ・グーグル(グーグルと一緒に成長しよう)」の一環。月曜から土曜までグーグルのスタッフが常駐する。ワークショップや講座、キャリアアップのアドバイスをする1対1のコーチングを実施。コミュニティーイベントも開催する予定だ。
講座内容はホームページ構築から、検索エンジン適正化(SEO)など小規模ビジネスの拡大を目指すもの、学生向けのプログラミング基礎講座や効果的なレジュメ作成の解説など多岐にわたる。子ども向けのプログラムもある他、社内教育用のスペースを借りることもできる。
地元紙amニューヨークによると、プログラムはニューヨーク公共図書館、地元商工会議所などからの意見を参考に組み立てた。グーグルの報道担当者、カーリー・グラハム・ガルシアさんは同紙に「ビジネス発展に貢献できれば」と語っている。
ワークショップや講座は予約制。基本的な質問に対する答えや簡単な指導は予約なしでも受け付けている。詳しくは、events.withgoogle.com/grow-with-google-in-nyc から。